松蔭小学校(愛媛県八幡浜市広瀬3丁目)の6年生25人が8日、これまで通学の安全を支えてくれた感謝の気持ちを込めて、校区内のカーブミラーや道路標識を一斉清掃した。
卒業式を控えた時期の伝統行事として毎年実施しており、31回目。道幅が狭く交通量も多い市中心部の住宅街にある同校の校区内には約160カ所にミラーや標識が設置されており、児童はスポンジやバケツを片手に、毎日利用してきた通学路に向かった。
八幡浜署員や地域住民に見守られながら、児童は脚立を使ったり、懸命に手を伸ばしたりして入念に清掃。ミラーや標識が輝きを取り戻すと、うれしそうな表情をみせていた。